ハリーポッターと秘密の部屋は、第1作の賢者の石とは違ったゾクゾクするストーリーとなっています。
物語の最初から、新たなキャラクタードビーが登場し、まさかのホグワーツ特急に乗れない展開には驚かされました。
秘密の部屋では、風変わりなキャラクターがたくさん登場しますが、一番異彩を放つのが「車」です。
今回は、この車に焦点を当てます。
物語中盤では、「車」がハリー達を救うことに!
一巻の終わりというところで、車が来た理由も解説しましょう。
- 車が勝手に動きだした理由
- ハリーとロンを車が助けたシーンと理由
- 車の車種
ハリーポッターと秘密の部屋車はなぜ勝手に動いた?
ハリーとロンはホグワーツ特急に乗れず、「空飛ぶ車」を使ってなんとかホグワーツにたどり着きました。
しかし、制御不能になった車は暴れヤナギにぶつかって、ボロボロに・・・。
圧倒的事故現場(秘密の部屋でロンが乗ってた空飛ぶ車) pic.twitter.com/HwF8xgD3xf
— moss (@moss9t) February 5, 2024
何とか着地したと思ったら、車は、2人と荷物を外に放出し、森の中に走り去っていきました。
なぜ、車は勝手に動き始めたのでしょうか?
車に魔法がかけられたことで意思をもったから
だと考えられます。
ロンの父親が魔法をかけた
車はロンのお父さんアーサーのものです。
アーサーはマグル製品不正使用取締局で働き、マグルの作ったものに興味津々!
マグル製品を分解して構造を調べることが趣味で、自宅の倉庫には大量のマグル製品があります。
その一つが、車。アーサーは、錆ついたボロボロの車を買い取って、魔法をかけて空を飛べるようにしてしまいました。
『秘密の部屋』でハリーは「マグルは空飛ぶ車を見慣れてないんだから」と言うけど、そのフォード・アングリアはマグル製品に興味津々のアーサーが魔法をかけたから飛べる、いわば魔法界仕様のマグル製品なわけだから、魔法使いも空飛ぶ車は見慣れてないのでは?と思った😂
— Quu (@2kara3ninnQuumi) January 19, 2024
車にしてみたら、スクラップを待つだけだったはずが、動けるようになって、さらには空まで飛べるようになったので、気分は最高潮でしょう。
思わず、意思を持ってしまうのも無理はありません。
暴れヤナギにぶつかって、ボロボロにされるのに我慢できなくなり、自己防衛本能が目覚めたのでしょうか。
急激な自我の成長がみられ、2人と荷物を放り出し、動き始めたと考えられます。
ハリーポッターと秘密の部屋車が来たシーンを解説
秘密の部屋の継承者が、多くの人を石化している事件が起き、ハグリッドが容疑者になってしまいました。
真の継承者である犯人を突き止めるため、ハリーとロンはアラゴグに会いに森へ入ります。
アラゴグの周りには無数の蜘蛛がひしめき、異様な光景でした。
ハリポタと秘密の部屋を見ていた次男、アラゴグのシーンで「かわいい…」が止まらない pic.twitter.com/POWOba0OJq
— 海苔マン (@itakunaidesuka) January 29, 2023
アラゴグと話し終えその場を去ろうとした時、アラゴグが
「すすんでのこのこ迷い込んできた新鮮な肉をおあずけにすることはできまい。さらば、ハグリッドの友人よ」
と言いました。
一巻の終わりだと思った瞬間に、車が登場!
荒々しく斜面を走り降りてきて、ヘッドライトを輝かせ、クラクションを鳴らし、蜘蛛をなぎ倒しながら・・・。
2人の前に勢いよく停まると、乗れと言わんばかりにドアをあけます。
2人が乗り込むと、蜘蛛をなぎ倒しながら、猛スピードで森を駆け抜け無事に逃げることができました。
秘密の部屋の蜘蛛から車で逃げるシーン、ファンタジー映画というより動物系のパニック映画みたいだな#みんなでハリポタ#ハリーポッターと秘密の部屋 #金曜ロードショー
— ユキ (@mintchocol13082) January 19, 2024
車がやってきて、助けてくれるなんてまさかの展開ですね。
車が助けに来たのはなぜ?
車が助けに来たのは、ご主人’(この場合はロン)への忠誠心からです。
秘密の部屋は、ハリーとロンが蜘蛛に襲われてる時にロンパパが魔法をかけた車が単身助けに来る所が好きなんだ〜
— うつみ (@inaeternumxxx2) January 13, 2024
パパは空飛ぶ魔法をかけただけかも知れないけど、息子のピンチに車だけで駆けつけたのはパパの愛が魔法にこもってたからだと思う
アラゴグに会いに入った森で、車と再会します。
ロンが驚いて車に近づくと、まるで犬が飼い主に挨拶するようにすり寄ってきました。
野生化したことで感情表現が豊かになっています。
ハリーは、車が助けてくれた後、車を撫でて感謝を伝える場面もあります。
まさに、忠犬です。
犬は、ご主人さまに危険が及ぶ時、狂ったように吠え、守ろうとしますね。
森の中で自由に過ごすうちに、野生化してしまいましたが、この自由を与えてくれた主人に忠誠を誓っているのでしょう。
ファングは車を異常に嫌っていました。
臆病な犬ですが、この場合は、怯えているというより、犬同士のような敵意識が現れたのかもしれません。
ハリーポッターと秘密の部屋車の車種は?
車の車種は、フォード・アングリア(105E DeLuxe)です。
ボディはトルコ石色で、ルーフが白色の可愛らしい車ですね。
ハリーとロンが乗っている姿が、ポスターに使われ印象に残っている人も多いのではないでしょうか?
/
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) January 19, 2024
このあと21:00~放送🪄
\
📺日本テレビ系列 #金曜ロードショー
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
ホグワーツ生活2年目を迎えたハリーたち!
空飛ぶ車、暴れる木、喋る蜘蛛、吼える手紙…
さらに魅力的なキャラクターたちも続々新登場!!https://t.co/7tGeiUPa7w#ハリポタ #みんなでハリポタ pic.twitter.com/ayxdViOZRA
この車は、1939年~1967年に、フォードUKが小さなファミリーカー用に製造しました。
安価なため大量生産され、オプションも複数あり、約160万台が販売されています。
ハリーポッターの登場したことで、フォード・アングリアに人気が集まり、スクラップ場から救出されたそうです。
まさに、物語と同じ展開になっています。野生化しなければいいですが・・・
まとめ
ハリーポッターと秘密の部屋で異彩を放つ「車」は、もともとボロボロの車でしたが、ロンのお父さんアーサーによって魔法がかけられ、動けるようになりました。
車が急に動き出したのは、魔法で意思を持つようになったからです。
その後、森の中で野生化しますが、ロンへの忠誠心は忘れず、危ないところを助けてくれました。
この車は、フォード・アングリアという車種で現存しています。
コメント