ハリーポッター賢者の石が狙われる理由は?持ち出した理由も解説

ハリーポッターシリーズの幕開けである「ハリーポッターと賢者の石」。壮大なストーリーの始まりにワクワクします。

賢者の石を巡って物語が展開されますが、物語が長くなると、なぜ?と不思議に思うことがありませんか?

例えば、賢者の石を狙って、金庫に強盗が入ったものの、「盗まれた」訳ではなくハグリッドが先に持ち出していました。それはなぜでしょう?

本記事では、先に持ち出した理由と合わせて、賢者の石が狙われる理由を解説します。

ハリーポッター賢者の石は713金庫にあった?

結論からいうと、713番金庫に賢者の石がありました。

ハリーポッターと賢者の石でずっと気になってた金庫のアレって賢者の石だったんだ

— キヨシ (@aikenkuma) January 20, 2023

ホグワーツへ入学する準備のために、ダイアゴン横丁へ訪れたハリー。

お金がないことを心配しますが、ハグリッドにグリンゴッツに連れていかれます。ハグリッドと713番金庫と687番金庫に向かいました。

687番金庫には、ハリーの両親が残してくれた金貨が大量にあり驚きます。

さて、賢者の石が713番金庫にあったことが分かる場面を4つ紹介します。

賢者の石が713番金庫にあったことが分かる4つの場面

1.グリンゴッツのシーン

ハグリッドが厳重な管理がされた713番金庫内にある「茶色の紙にくるまれた薄汚れた小さな包み」をダンブルドアの命で持ち出しました。

ハリーも驚くほど厳重に警備された金庫の中には、小さな包みが一つだけありました。

小さな包みが、どれほど重要な物か示唆されています。

金庫にあった奴、賢者の石じゃね？#金曜ロードSHOW

— Komo@ワイルズ全裸待機 (@komo126) November 13, 2020

この場面では、それが賢者の石かどうか分かりません。

2.侵入事件の新聞掲載記事

日刊預言者新聞にて、グリンゴッツの713番金庫侵入の事件が掲載されました。

何者かが金庫に侵入し、小さな包みを盗み出そうとしていたことが分かります。

ハグリッドが間一髪で、中のものを持ち出していたので、盗まれずにすみました。

グリンゴッツ侵入は前代未聞ですが、何も盗まなかったため、不可解な事件となっています。

3.ハグリッドの発言

ハグリッドがニコラス・フラメルと関係があるものだと漏らしました。

ハリー、ロン、ハーマイオニーがフラッフィーの足の下に隠されたものが何かをハグリッドに聞き出そうとした時、ニコラス・フラメルと関係しているとハグリッドが明かしてしまいました。

ニコラス・フラメルのことを調べた3人は、隠されているものが賢者の石だと突き止めました。

4.クィレルの発言

クィレルが「石を盗み出すのにしくじった」と明かしました。

決闘の場面で、クィレルが自らグリンゴッツの強盗に入り、賢者の石を盗もうとしたことを明かしました。

しかし、最終的に賢者の石は、ハリーの手に渡り難を逃れます。

4つのことから、強盗＝クィレル、小さな包み＝賢者の石ということが分かり、713番金庫に賢者の石があったと分かります。

賢者の石が狙われる理由は?

賢者の石が狙われるのは、ヴォルデモート復活に使うためです。

賢者の石は、ニコラス・フラメルが創造した、不老不死になる「命の水」の源です。

クィレルの体に寄生してなんとか生きながらえているヴォルデモートは、必死に力を取り戻す方法を探しています。

賢者の石を使えば、完全な力を取り戻せると考えていました。

ハリーは、罰則で禁じられた森に入り、ユニコーンの血をすするクィレルに遭遇しました。

このクィレルの行動は、ユニコーンの血をヴォルデモートに与え、生きながらえさせるためでした。

ユニコーンを殺すという禁忌を犯し呪いを受けても構わないほどに、ヴォルデモートは力が弱くなっていたのです。

一刻も早く復活する必要があり、賢者の石を求めたのでしょう。

賢者の石を金庫から持ち出した理由は?

ハリーとハグリッドがグリンゴッツに行った日に、ハグリッドは713番金庫から賢者の石を持ち出して、ホグワーツへ移動させました。

ハグリッド曰く、

「なにかを安全にしまっておくには、グリンゴッツが世界一安全な場所だ。たぶん、ホグワーツ以外ではな

ホグワーツが一番安全だと考えたからです。

ダンブルドアは、賢者の石が盗まれることを予想し、ホグワーツで守ることにしたのでしょう。

強盗事件当日、クィレルが漏れ鍋にいたことからもギリギリの攻防でした。

そもそも、賢者の石を壊せば、ヴォルデモート復活の脅威はなくなるではないかと思います。

創造者のニコラス・フラメルと妻ペレネレは石の力で生きているので、簡単に壊すことができません。

さらに、ダンブルドアとニコラス・フラメルは旧知の仲でした。

ハリーとの決闘後、ヴォルデモートの脅威を免れるため、賢者の石は壊されることになりました。

残念ながら、夫婦は死ぬことになりますが、ダンブルドアは

きちんと整理された心を持つ者にとっては、師は大いなる冒険に過ぎないのじゃ

と言いました。

まとめ

賢者の石が狙われたのは、ヴォルデモートを復活させる力があるためです。

死喰人のクィレルが、賢者の石が保管されていた713番金庫に侵入しますが、石が奪われることを察したダンブルドアが、ハグリッドに石をホグワーツへ移すよう指示しました。

石の保管場所がホグワーツなのは、世界一安全な場所だと考えられているからです。